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星空新着情報 Starry News

【2024年】3月の天文現象

投稿日
2024.02.29
カテゴリー
星空情報


3月は昼の時間が長くなり、星が見え始める時刻も遅くなっていく季節です。
20日に春分を迎えます。夕方、西の空には木星が見えていますが、宵の空に木星が見られる時間が日に日に短くなってきます。
水星が25日に東方最大離角となり観望の好機です。また、25日の満月は半影月食の状態で昇ってきますが、いつもの満月との違いはよくわからないでしょう。


月が金星に接近月が木星、すばるに接近


3月の日の入り後の西の空には木星が見えます。
また、南西から南にかけては明るい星の多い冬の星座たちも見えています。

3月13日から14日にかけて、細い月が木星に近づきます。

13日は、月齢3の月が木星より低い位置に見えます。
この細い月はいわゆる「三日月」のような形に見えますが、実際には三日月ではなく、3月10日の新月から数えて4日目の月に当たります(四日月と呼ぶこともあります)。

14日は、月が木星より高い位置に見えます。

15日は、月がおうし座のすばる(プレアデス星団)に近づきます。
月の形はまだ細いですが、月の明るさで星団の星々を肉眼で見つけることは難しいかもしれません。双眼鏡などを使うと、より楽しむことができるでしょう。
月は地球の周りを公転しています。このため、月の形や星空の中での位置は、毎日変化します。
月が見える日は、どんな形でどんな天体の近くに見えているのか、観察してみましょう。

(※国立天文台の記事を一部転載しております)

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